214頁の大ボリューム。今まで誰も知らなかった情報が殆どだと思います。
■第1章「電人アロー」編
一峰大二原作の幻のパイロットフィルムと田辺製薬との関係、幻の一峰ドラマ「卜伝くん」など。
■第2章「冒険ダン吉」編
1960年代に制作された幻のアニメフィルムを入手して検証。
当時としては珍しいカラー作品。パイロットフィルムなのか、その内容は?
■第3章「サブマリン707」編
小沢さとる原作。フィルムが完成し、当時の「少年サンデー」誌上で放映時間まで告知されたのに
直前で放映中止になった幻の作品に迫る。
日本テレビの内部資料を入手。お蔵入りの原因や他社アニメの企画書との類似性、
謎のソノシートなど、残された資料からその深い闇を追う。
■第4章「劇画 浮世絵千一夜」続報
幻の劇場アニメ。その後の追跡調査まとめ。
スタジオエルの西村社長にインタビュー。新聞記事再録多数。
作品の実態と謎多き人物レオ・ニシムラとレオ・テレビ映画プロダクションの実像に迫る。
村野守美が描いた「浮世絵千一夜」もう1つのコミカライズ版を大発見。
その他、日テレ系で放映予定だった「宇宙エース」、
キッズステーションでの「モンシェリCOCO」放映日の検証、
幻のアダルトOVA「ウタコちゃんのマタグラ太鼓」と民話社の関係、
「トランスグローバル西五反田寮」現地調査など、小ネタ多数。
コアな方向けです。